育休体験記:ハワイ旅行
初めまして。あるいは、お久しぶりです。
私は育休コンサルタントの、東 京(あずま けい)です。
大好評、育休体験記です。
今回は、育休中に生後6カ月赤ちゃん(と5歳娘ちゃん)を連れて3泊5日のハワイ旅行した話です。
(筆者にて撮影)
育休期間は原則、赤ちゃんのお世話をする期間です。
一方、人生100年時代の我々にとって、育休期間をただお世話だけの期間にするにはもったいない!
そう思った私たち家族は、育休期間中にハワイ含めて計6か所の旅行を決行しました。
今回はその旅行を振り返って、お話していきます。
育休は、今までやりたかったけどできなかったことを実行できる、とてもチャンスな期間です。
そんなチャンスをしっかりと活用するためには、戦略的が必要です。
そんな戦略的に育休を取る方法= ”戦略的育休の取り方” を順次ブログにアップしていきます。
ご興味がある方は、是非フォローしてください♪
赤ちゃん&5歳娘ちゃん連れでハワイ旅行の総括
総括としては、赤ちゃん連れで大変な面もありつつも、”価値観が変わるほどよかった” です。
今回のハワイ旅行を通じて、ハワイ自体また行きたいと思いましたし、他にもハワイのように心地の良い場所を探していきたいと強く思いました。
私個人としては、ハワイ旅行に行くまではどちらかというと国内旅行が好きな方で、
まだ国内を回りきっていないのに、海外旅行なんて行かなくても良いでしょ~
くらい斜に構えていたくらいです。(愚かですね 笑)
そんな私が、今回のハワイ旅行で
ハワイいい!他の海外にも行ってみたい!!
と思うようになったので、まさに ”価値観が変わった” と言ってよいでしょう。
そんなハワイ旅行について、まずはハワイに行くことにした経緯からお話します。
ハワイ旅行に行くことになった経緯/目的
私たち家族は、下の子が産まれるタイミングで夫婦そろって長めの育休を取りました。
そして赤ちゃん育児がある程度落ち着いたタイミングで、複数の旅行に行こうと、計画していました。
(この育休期間に育児以外のことをするために計画することを、戦略的育休と呼んでいます)
そんな中、実はハワイは、戦略的育休の旅行先リストに入っていなかったのです。
では、どうしてハワイに行くことになったのでしょうか。
きっかけは、私の勤務先から法人限定パッケージツアーの連絡が来たからです。
実はハワイ自体、新婚旅行で行きそびれた場所でした。
そのため、夫婦そろって(特に妻の方が)ずっと行きたかった場所でした。
そんな中、少しお得なツアーに行くチャンスを手にしました。
「これは行くしかない!」と思い、私たち家族は、ハワイに行くことを決めたのでした。
また、育休中である程度スケジュール調整がしやすいことも、ハワイ旅行の決め手となりました。
スケジュールを調整し、渡航期間をハイシーズンからずらすことで、
- 旅行あるあるの、行ったら激込みで逆に疲れてしまう、といったことを防げる
- ツアーでお得な上、さらにリーズナブルな旅行にできる=コスパがよくできる
と考えたからです。
以上が、ハワイ旅行に行くことに決定した経緯です。
また急遽行くことにしたので、ハワイ旅行の目的はとてもシンプルなものにしました。
その目的とは、”ハワイを感じる” ことです。
当時は「さぞ人気のハワイですから、ハワイを感じてみますかね~」くらいの気持ちでした。
そんな期待をいい意味で裏切る、ハワイ旅行になりました。
(「沖縄でいいじゃん」と今考えると浅はかに考えておりました。ハワイに全力で謝りたいです 笑)
赤ちゃん&5歳娘ちゃん連れハワイ旅行で必要な準備10選
そんなこんなでハワイ旅行を決めたので、予約日は滞在初日の1か月前を切っていました。
そのため急ピッチで渡航準備を行いました。
そんな中、赤ちゃん(や5歳の子供)がいる家庭ならではの準備は、次の10つ。
順に説明します。
- パスポート手配 ・・・子ども2人は初めての海外旅行。両親の分も期限確認
- 観光プラン検討 ・・・YouTubeを中心にリサーチ。候補を2~3つ洗い出す
- ご飯場所選定 ・・・観光よりご飯に振る。Eat in/Take outの両方調査
- 空港での過ごし方検討・・・夜の便だったため、出発日のスケジュールを検討
- 工程表作成 ・・・自宅出発時間から帰宅予定時刻まで、ザックリ
- 海外保険検討 ・・・パッケージでは未加入のため、加入要否から検討
- 通信手段検討 ・・・ホテル内はWi-Fi完備も、外での通信手段を検討
- 持ち物リスト更新 ・・・抜け漏れを防ぐため、スプシで管理
- 機内持ち込み物精査・・・機内での赤ちゃんお世話を想定して、その準備
- 怪我/病気時の対応調査・・・旅行の際は必ずチェックしている
順に詳細を説明していきます。
パスポート手配
念のためと思い最初に動いておいて、正解だった準備です。
私たちの場合、色々あってパスポートの申請から発行まで2週間以上かかりました。
パスポート用の写真は、スマホで撮った写真をFreeDPEというサイトで証明写真風に加工しました。
かなり便利で、いわゆる駅などにあるスピード写真を使うよりも楽にできました。
ちょっと面倒かもしれないですが、海外旅行が決まったらまず最初にパスポートを手配しましょう。
海外旅行の際は、まず初めにパスポート準備をする!
もちろん赤ちゃんの分も必要なので、早め早めの行動がGood!
観光プラン検討
時間がない上に赤ちゃんのお世話も必要なので、観光プランはYouTubeを中心にリサーチしました。
ハワイの歩き方や観光スポット、グルメの情報は、いわゆるハワイ在住YouTuberから子連れ旅行インフルエンサー的な方(知らない方だったので。ごめんなさい)まで、多くの方がYouTubeに動画をアップしていました。
おかげで、特定の発信者の偏見ではなく、満遍なく情報を入手できました。
こうして厳選したよさげなところを、以下の観点を留意しながらプランを立てて行きました。
- ホテルからのアクセス(時間×難易度)
- 赤ちゃんと5歳児の参加可否
- ハワイならではの体験ができるか、という観点でのコスパ
これらの候補を、子どもに合わせて詰め込み過ぎないようにプランニングしていきました。
ご飯の場所選定
こちらもYouTubeを中心にリサーチしました。
レストランでは値も張る上に慣れていないチップが必要なので、フードコート重視で計画しました。
また、今回のハワイ旅行の目的が ”ハワイを感じる” です。
そのため、ABCストア(ハワイ版コンビニ)やスーパーといった地元の人たちも利用している場所にも行こう、という話をしていました。
そのため、ご飯を食べる所に加えて、ご飯を調達するところも選定していきました。
(実際、持ち帰ったご飯は、ホテルで海を見ながらおいしくいただきました)
空港での過ごし方検討
今回のハワイ旅行の出国の際、夜21時の便でした。
そのため、旅行1日目の理想的なスケジュールとしては、
日中遊ぶことで、十分に疲れる → 搭乗したら、すぐに寝る
でした。
そのため、出発日当日は東京ソラマチのちきゅうのにわで思いっきり体を動かした上に、搭乗直前まで成田空港のキッズスペースで遊ばせておきました。
結果、5歳の娘ちゃんは離陸直後に熟睡(優秀!)、ホノルル空港に着くまで起きませんでした。
(一方、いつもと違う環境のせいか、赤ちゃんが寝られず、我々夫婦は地獄を見るのでした 涙)
工程表作成
我が家では3泊以上の旅行の際に必ず作っている工程表を、今回のハワイ旅行でも作成しました。
工程表を作るメリットは、夫婦で予定を共有できる&いつでも見返せるので、忘れないことです。
これにより、スムーズに観光したり、言った言わない戦争を防いだりすることができます。
また今回のハワイ旅行で工夫した点は、工程表に複数プランを作ったことです。
例えば海水浴をしようとしている日に雨が降った場合、多少の雨なら良いですが、程度によっては海水浴はできないこともあると思います。
この場合は、ショッピングに予定を変更できるよう、予め行先を検討したり、バスの時間を調べておいたりしました。
他にも、以下のようなサブプランを事前に用意することで、柔軟に予定変更できるようにしておきました。
- 子ども(赤ちゃん)が疲れてしまったら
→のんびりプラン(ホテル内のお店や近隣のショップの散策、等) - 赤ちゃんが眠そうにしていたら
→二手に分かれるプラン(パパが娘ちゃんとプール、ママが部屋で寝かしつけ、等) - (あるタイミングまでで)お土産を買いそびれていたら
→最終日前日の午後は、ショッピングプラン
海外旅行保険の検討
パッケージツアーには保険が含まれていなかったので、別途保険を検討しました。
最も危惧したことは、子ども(特に赤ちゃん)が急に体調不良です。
これにより、薬を処方してもらうことが必要になった場合、海外の医療費は高額なので、とても痛手になります。。。
そこで、事前に薬を処方してもらい、常備薬(ならぬ万が一薬)として持参することで、いざという時に対応できるようにしておきました。
またその他の不測の事態については、クレジットカードに付帯されている保険を利用できるよう準備することで、対応しました。
具体的には、旅行代金を決済することで保険が付帯される条件だったため、ツアーを申し込む/対象外の人は行きの電車賃を決済することで、保険が付帯されるようにしました。
(伏見家のクレジットカード事情の詳細が知りたい方は、コメントください。記事化も検討します)
通信手段検討
計画当初は赤ちゃんチームと娘ちゃんチームでの別行動を想定しておりました。
(結果的にはほとんど一緒に行動していました)
そこで、連絡が取れるように、通信手段の確保を検討しておりました。
また、赤ちゃんのログをぴよログというアプリを使って記録しているため、赤ちゃんお世話にも一定の通信環境の確保が必要でした。
ホテルはWi-Fi完備のため、使うとしたら外での連絡手段の確保のためです。
検討の結果、使い慣れているモバイルルーターを2台分レンタルすることにしました。
決め手となったのは、レンタル代金の安さでした。
無駄な事には一切お金を使いたくない派の私でしたが、安くて一定の通信強度を持つモバイルルーターレンタルを価格.comで検索してみたところ、4G無制限でも1日当たり数百円しかかからないことが分かりました。
検討期間が限られてることもあり、今回は2台分レンタルすることになりました。
(ちなみに、その時お世話になったのは、グローバルWi-Fi(後でリンク入れる)さんです)
持ち物リスト作成
こちらも我が家ではおなじみですが、旅行の際に持っていくものを事前にリストアップし、それを元に持ち物を準備していきます。
このリストは、毎回0から作るのではなく。旅行のたびにアップデートしていくものです。
そのため、以下のようなメリットがあります。
- 前回の旅行で持って行けたものを、忘れずに準備できる
- 前回持っていきそびれたものを、順次追加できる
ちなみに、例えば ”プール関連” といったカテゴライズすることで、プール(や海)に行く際はその荷物群をまとめて準備することができます。
逆にプールには行かない際は、その荷物群を丸ごと準備しない、と切り替えることができます。
こうすることで、「持ってきたけど使わなかった」をなくせる=必要最低限の荷物を取捨選択することができます。
ちなみに、赤ちゃん・子ども関連の荷物は、以下になります。
<赤ちゃん>
- ベビーカー&抱っこ紐
- 着替え&スタイ(3~4着)
- オムツセット(オムツ:宿泊数×8枚+α、おしりふき:使用中のもの+未開封1袋、ゴミ袋)
- ミルクセット(ミルク:液体ミルクor小分け粉ミルク、哺乳瓶:2~4本)
- 哺乳瓶洗浄セット(洗剤、哺乳瓶洗浄用のブラシ or 半分に切ったスポンジ(スポンジの場合、現地で捨てる)、哺乳瓶干し(自宅で使っている、プラスチックで折りたためるもの)、ミルトン&タッパー(簡易版の消毒セットとして))
- ボディソープ(プッシュ式のハンディボトルに移して)
- スキンケアグッズ
- 爪切り
- 離乳食セット(離乳食×食事回数分、離乳食用のスプーン、エプロン(プラスチックor使い捨て)
- 険証&お薬手帳&母子手帳
- ベビー用日焼け止め(ハワイの紫外線は日本の3~7倍) ←ハワイ旅行の際は重要!
<娘ちゃん>
- 酔い止め(長期移動の数)
- 風邪薬(宿泊数×2~3回分)
- 暇つぶし用の本(1~2冊)
- 歯ブラシ
- パジャマ(2着分)
- 予備下着&ズボン(1着ずつ。ごくたまにお漏らしをするので)
いやあ、やっぱり赤ちゃんの荷物は多いですね。
よかったら、参考にしてみてください。
機内持ち込み物精査
ハワイはもちろん、飛行機旅行の際に行っていることです。
国内旅行で1~2時間飛行機に乗る際は良いとして、3時間以上飛行機に乗る場合はミルクや離乳食を多めに機内持ち込みする必要があります。
伏見家では、耳抜き代わりに離陸直前からミルクを飲ませるようにしています。
そのおかげで、離陸直後に泣いてしまい、ベルト着用サインが点いているため座ったままあやすしかない、、、みたいなケースは免れられております。
なお、要注意なのは水分補給用の哺乳瓶に入っている水です。
液体ミルクであれば、未開封であることを示せば問題ないですが、この哺乳瓶については言い逃れができません。
ほぼ間違いなく手荷物検査で引っ掛かるので、そのつもりでいて下さい。
(例にもれず、我が家も往復それぞれで引っ掛かりました)
また、航空会社によっては機内食に離乳食を追加してくれる場合もあります。
今回のハワイ旅行では、まだ離乳食前の渡航だったため利用できなかったですが、月齢次第では、アレルギー等に十分注意した上で、是非ご検討ください。
怪我/病気時の対応調査
こちらも旅行の際は必ずチェックをしているのですが、ホテルや観光地周辺の病院を調べることです。
今回のハワイでは、具体的な病院名までは調べず、以下のことを事前に確認しておきました。
- 日本語が通じる病院はあるか
- ホテルのフロントで日本語が通じるか
この2つが確認できたので、いざとなったらフロントに電話して対応をしよう、と決めました
また、国内にいるうちにできることは、事前にやっておきました。
具体的には、”薬を処方してもらい持参する” や ”なるべく予防接種を打ち終える” などです。
こうすることで、免疫力を向上させ、ちょっとした体調不良には手持ちの薬を飲ませる、という対応を取れるようにしておきました。
以上、赤ちゃんや5歳の娘がいる我が家のハワイ旅行準備でした。
いかがだったでしょうか。
参考になったら幸いです。
また、このハワイ旅行の詳細な感想をまとめた記事もあります。
ご興味あれば、こちらもご覧ください。
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