赤ちゃん(と5歳娘ちゃん)を連れて、長期で関西旅行して来ました!
初めまして。あるいは、お久しぶりです。
私は育休コンサルタントの、東 京(あずま けい)です。
大好評、育休体験記です。
今回は、育休中に生後3カ月赤ちゃん(と5歳娘ちゃん)を連れて7泊8日の関西旅行した話です。
育休期間は原則、赤ちゃんのお世話をする期間です。
一方、人生100年時代の我々にとって、育休をただお世話期間にするにはもったいない!
そう思った私たち家族は、育休期間中にハワイ含めて計6か所の旅行を決行しました。
今回はその旅行を振り返って、お話していきます。
育休は、今までやりたかったけどできなかったことを実行できる、とてもチャンスな期間です。
そんなチャンスをしっかりと活用するためには、戦略的が必要です。
そんな戦略的に育休を取る方法= ”戦略的育休の取り方” を順次ブログにアップしていきます。
ご興味がある方は、是非フォローしてください♪
総括
総括は、”季節選び”と”現地での移動手段”が功を奏し、満足度が高い旅行だった、です。
我が家は6月の最終週に関西旅行を決行しました。
この時期はまだ梅雨明けではなかったため、雨によるプラン変更もありました。
そんな中、屋内で体を動かせる施設やディスプレイの珍しい図書館に行くことで、今回の旅の中心である5歳娘ちゃんはとても楽しそうにしていました。
(それを見て両親である私たち夫婦も満足でした)
一方で、次回以降の旅行における課題も見つかりました。
それは、赤ちゃんの月齢によっては、今回のプランでは退屈しかねない、ということです。
また、ホテルに哺乳瓶の消毒を依頼していましたが、ここでのトラブルがありました。
赤ちゃん関連のものをどこまでホテルに頼むか(信頼するか)の難しさを痛感した事例でした。
いずれの課題も赤ちゃん旅行の際に重要な論点になるので、この記事で解説していきます。
関西に行くことにした経緯/目的
私たち家族は、下の子が産まれるタイミングで夫婦そろって長めの育休を取りました。
そして赤ちゃん育児がある程度落ち着いたタイミングで、複数の旅行を計画していました。
(この育休期間に育児以外のことをするために計画することを、戦略的育休と呼んでいます)
今回の関西旅行は、戦略的育休の旅行先検討の末、採用された場所の一つでした。
旅行先の関西(神戸三宮エリア+淡路島)ですが、実は個人的に思い入れのある地域でした。
それは、この地域は前職の営業先の一つで、いつか家族を連れて行きたいと思っていたからです。
そのため滞在中は、「変わっていなくて懐かしい」や「こんなにきれいに変わったんだ」なんてことを思っておりました。
そんな関西旅行ですが、大まかな目的は次の2つでした。
- 友人に会うこと
- 長期滞在によって現地での広範囲な観光を実現すること
”いつかと思って会いに行けていなかった友人”や”関西に引っ越した友人が、夫婦で数名いました。
中には、夫婦共通の友人もいました。
そんな友人たちに、子ども(特に赤ちゃん)の顔見せも兼ねて、会いに行くことにしました。
また、1週間を超える長期滞在は、我が家では初の試みでした。
この試みの中で、現地で広範囲な観光にチャレンジしてみようとしました。
これが成功すると、今後の旅行の幅がさらに広がるからです。
そんな関西ですが、育休中に行くと決めたのは、もう一つ理由があります。
それは、育休中=日程調整がしやすい時期に行くことで、旅費をおさえられるから、です。
長期旅行ともなると、どうしても旅費が高くなります。
その理由はシンプルで、旅費の内の宿泊費は、滞在日数×1泊辺りの宿泊費だからです。
その宿泊費をなるべく圧縮するために、安いシーズンを狙うことにしました。
具体的には、ギリギリ梅雨明けしていないがだいぶ暖かくなってきている6月末です。
旅行を楽しみつつ、なるべく旅費は抑えたい。
そんな目的をもって、関西旅行に旅立つことにしました。
旅行準備で意識したこと3選
育休中の旅行は、日程のコントロールがしやすい反面、不測の事態が起きやすいです。
その理由は、育休中なので当たり前ですが赤ちゃんがいるためです。
また、我が家の場合はその赤ちゃんに加えて5歳娘ちゃんがいました。
彼女が今回の旅の主役でもあることから、彼女が楽しい旅行にしたいとも考えました。
そのため、赤ちゃんに配慮しつつ、5歳娘ちゃんが楽しめるように計画・準備しました。
具体的には、大きく分けて次の3つを意識し、計画・準備を進めていきました。
- 移動手段
- スケジュール
- ホテルでの滞在体験
移動手段で意識したこと
子連れ旅行でまず最初の論点になるのが、滞在先までの移動手段です。
都内在住の我が家ですが、関西に行くために新幹線を利用しました。
(関東から関西は、車で行くには遠すぎるし、飛行機で行くには近すぎるので)
また、現地での移動には、公共の交通機関(主に電車)とレンタカーを活用しました。
長期滞在ゆえ行き先が多岐に渡るため、電車と車を使い分けた方がよいと考えたからです。
ホテルは利便性を考えて三宮近隣にしたので、近場なら電車で移動しました。
一方で、遠出の際は、東は大阪万博公園、西は淡路島までの広範囲を移動予定でした。
これを子連れで電車で移動するには、結構骨が折れます。
というか、淡路島に至っては鉄道網がないため、バスが必須になります。
この点、レンタカーを活用することで、移動時間もストレスも軽減できました。
旅行先でのレンタカー利用は割高になりがちですが、子連れの場合は検討の価値ありです。
特に帰り、子どもが寝たままでホテルまで連れて帰れるメリットはかなり大きいです。
公共の交通機関ですと、移動で起きてしまったり、そもそも抱っこが重かったりします。
それはもうしんどいですからね、、、
スケジュールで意識したこと
次に旅行中のスケジュールです。
スケジューリングにおいては、主に2つのことを意識しました。
サブプランニングと、バッファ組み込みです。
サブプランニングとは、サブプランを作る、という意味です。
子連れの旅は不測の事態が起こることがよくあります。
また6月末の旅行だったので、雨で予定を変更せざるを得ないことも想定されます。
そんな時を想定して、サブプランを用意しておきました。
実際にサブプランを用意したのは、観光先と移動手段です。
特に観光先においては、ホテル近隣の遊び場を事前に複数把握しておきました。
そうすることで、いざとなったら行ける、という状態にできました。
このサブプランは、実際に友人親子と会う日に役立ちました。
入念なリサーチをしておいて、よかったです。
次にバッファ組み込みです。
バッファ=余白を組み込むことで、スケジュールにゆとりを持たせることを意識しました。
具体的には、次のようなスケジュールにすることにしました。
- 長距離移動日を隔日に設定する
→車とはいえ長距離移動をすると、(特に子どもが)なんだかんだで疲れるので - 最終日は早めに家に帰れるようにする
→最終日は親も子も疲れているので
こうすることで、旅行滞在中や帰ってきてから体調を崩すこともなく、過ごすことができました。
ホテルの滞在体験で意識したこと
最後に意識したのは、ホテルの滞在中のことです。
今回の旅は、7泊8日同じホテルに滞在する予定でした。
そのため、そのホテルで7回も寝泊まりすることになります。
そんな滞在先で我慢することがあると、長期宿泊の分、何回も我慢が必要になります。
そうならないように、事前にホテルと密な連携を取ることにしました。
ちなみに今回の滞在先は、ホテルオークラ神戸にしました。
赤ちゃんがいると色々と大変なので、ホテル側のサポートを期待してのホテル選びでした。
具体的に確認・依頼した内容は、以下の4つです。
- 哺乳瓶セット消毒
→哺乳瓶や乳首の消毒をお願いできるか確認した(ここでのトラブルは後述) - ベビーベッドの確保
→赤ちゃんの寝る場所として、ベビーベッドのレンタルを確認・依頼した - ベビーガードの確保
→5歳娘ちゃんがベッドから落ちないように、ベビーガード(ベッドに付ける簡易的な壁)のレンタルを確認・依頼した - レンタカーの確保
→ホテルで受け取ってホテルで返せる提携先のレンタカーがないか、確認した
手段はメールのみでしたが、スムーズなやり取りができました。
感想
最後に感想として、”良かったこと”と”残念だったこと/後悔していること”を挙げます。
加えて、おまけとして”その他今後気を付けたいこと”を挙げていきます。
是非参考にしてみてください。
良かったこと
関西旅行としては、季節選びに成功
良かったことの一つ目は、季節選びです。
6月末の子連れ関西旅行は、オススメです。
オススメする理由は、次の2つです。
- 晴れだったら、暑すぎないから屋外で遊べるから
- 雨だったとしても、屋内で遊べる場所が複数あるから
6月末は初夏なので、夏本番ほどの気温にはなりません。
そのため晴れていれば、公園や遊園地で思いっきり遊ぶことができます。
一方雨だったとしても、別プランに切り替えることが可能です。
旅行先によっては、雨だと子どもには退屈な観光地しかないこともありますが、その点関西は、子どもにとっても屋内でも面白い施設がいくつかあります。
そのため、もし雨が降ってしまっても、代替案で十分楽しめるのです。
また、時期をもう少し後ろにして7月になるとどうでしょう。
7月にもなれば、気温が25度を下回らない日もあるはずです。
そうなると、暑すぎる気候は赤ちゃん連れにとってハードルが高くなってしまいます。
その点でも、6月末はギリギリ問題ない気温でした。
やはり、旅行におけるシーズン選びは肝ですね。
レンタカーによる、車移動
今回の旅行は、東は大阪万博公園、西は淡路島までの広範囲を予定していました。
この移動を加味してレンタカーを手配しましたが、これが正解でした。
特に淡路島からの帰りは、案の定子どもたちは寝てしまうこともありました。
寝た子をバスに乗せて帰ってこなければならなかったと思うと、ゾッとします。
また、我が家は運よく免れましたが、雨の日にも車は便利です。
関西の場合、雨の日プランの行き先には水族館や科学館がありましたが、そういった施設は駅から遠いことも良くあります。
そんな時は、車でサッと移動できると、旅の満足度向上に有効です。
ちなみに、車を借りない代わりに、滞在中のホテルを変える、という案もありました。
ですが、このホテル移動も結果として採用しなくて正解でした。
いくら現地で移動範囲が広くても、滞在中のホテル移動は、なかなか大変です。
ましてや子ども(赤ちゃんも)連れだとすると、現実的ではないでしょう。
超広範囲を観光する場合を除き、1か所のホテルに長期滞在&レンタカーがベストです。
ホテルの選び(立地と設備)
最後の ”良かったこと” は、ホテルです。
具体的には、ホテルの立地と設備が、今回の我が家の旅行にはフィットしてました。
再掲になりますが、今回我が家が滞在したのは、ホテルオークラ神戸です。
当ホテルは、最寄り駅はJR元町駅で、徒歩10分のところにあります。
そのため、行きは晴れていたので中華街を経由しながら歩いていきました。
(ちなみに、三宮駅から直通のバスも出ております。雨なら使おうと思ってました)
他にも、ホテルのすぐ近くには、中華街、メリケンパーク、ポートタワーがあります。
早めに帰ってきたためまだ元気がある、という日にフラッと遊びに行けます。
我が家は行かなかったですが、ハーバーランドも徒歩圏内です。
ここには子どもに大人気、アンパンマンミュージアムがあります。
この点では子ども連れに大きな加点になるでしょう。
(出典:ホテルオークラ神戸HP https://www.kobe.hotelokura.co.jp/access/ より)
また、当ホテルにはプレイルームがありました。
このプレイルームは屋外と屋内があり、5歳娘ちゃんはどちらもとても気に入ってました。
その結果、我が家では初日と最終日に入り浸らせてもらいました。
ホテル内にこういった遊びの施設があると、別行動もしやすいので便利ですよね。
以上のことから、ホテルのハード面について、良かったな、という感想です。
残念だったこと/後悔していること
ホテルの対応
続いて、残念だったことです。
良かったことに挙げていたホテルですが、実はホテルの対応については、とても残念でした。
というのも、哺乳瓶の消毒を頼んだら、まさかのオーブンでの消毒をしていたらしく、、、
その結果、哺乳瓶の乳首を溶かされてしまったのです。
経緯を確認すると、この対応は外国人スタッフによるもの、とのこと。
最終的には弁償はして貰えた(実際は、我が家で新しいものを買って、その代金を請求した)のですが、老舗ホテルでメール応対も良く、期待していただけにとても残念でした。
これ以降我が家では、怖くてホテルに消毒を頼まないようにしています。
ホテルに依頼する方が便利ですが、どこまで期待/指示出しするかは難しい、と感じております。
旅行先での友人に会うこと
また、後悔していることとしては、プランニングで1つ課題がありました。
それは、旅行先で会う友人は、厳選した方が良いな、ということです。
今回の旅行では、計4人に会う予定でした。
(うち1人がドタキャン(子どもの体調不良)だったため、計3人と会った)
現地であった人の属性は、こんな感じです。
- Aさん・・・共通の友人で、家族一緒にご飯だけ(向こうは子なし)
- Bさん・・・妻の友人で、家族一緒にご飯&遊び(向こうも子連れ)
- Cさん・・・妻の友人で、妻だけお茶のみ(向こうは子なし)
家族全員でご飯に行くのは、共通の友人ということもあり、良かったです(Aさん)。
また、家族全員で子連れの友人に会うのも、親も子どもも楽しいので、良かったです(Bさん)。
一方、親が片方だけの知人に、別行動で会いに行ったケース(Cさん)
結果論かもしれないですが、こちらは、思ったほどの満足度が高くなかったです(妻談)。
(オンライン上の友人に、折角の旅行中に別行動をしてお茶しに行かなくても良かった、とのこと)
この話から分かることは、旅行先で友人に会うなら、家族連れがよい、ということです。
もちろんケースバイケースかもしれませんが、こういうことを頭の片隅に入れておくと良いです。
新幹線予約のタイミング
また、プランニング以前に失敗したこととして、新幹線予約についてです。
赤ちゃん連れの旅行で新幹線を予約する場合は、必ず予約開始可能日の初日に予約して下さい。
関東から関西への新幹線移動ともなると、最低2時間はかかります。
その間、ずっと爆睡だった場合を除き、最低でも1回はおむつ替えをするでしょう。
そんな時、わざわざデッキで待機するより、ギリギリまで席で待機できるととても楽でしょう。
また泣いてしまい周囲に迷惑をかけまいと、デッキに移動することもあるでしょう。
その場合も、車両の真ん中より端の方が、スッと移動できるはずです。
そうなると、赤ちゃん連れはなるべくトイレや多目的ルーム*のそばの席が望ましいです。
(JR東海によると、多目的ルームは授乳に使えますが、体が不自由な方が優先となるそうです)
我が家でも上記のことを想定し、多目的ルームに近い席を確保しようとしていました。
JR東海の新幹線は乗車日の1か月前の10時から予約可能になります。
ですが、我が家が旅行する6月下旬はそこまで混む時期ではないと思い、気を抜いていたら、、、
多目的ルームやおむつ替えができるトイレのそばの席は、軒並み埋まっていたのです。
結局、往路では予約が6日ほど遅れただけで、希望していた席が確保できませんでした。
(復路では、ちゃんと予約開始日初日に予約し、希望していた席が取れました)
一般的な電車には、優先席があり、そこで赤ちゃん連れは優しくしてもらえることが多いです。
一方新幹線では、特に赤ちゃん連れに優しくしてくれることは、残念ながらありません。
希望の席がある場合は、ハイシーズンではなくても、予約は開始日初日に抑えましょう。
その他、今後に気を付けたいこと
最後に、幸い今回の旅行では問題なかったですが、今後は気をつけたいことを2つ挙げます。
赤ちゃんの月齢に応じた観光地選びをする
一つ目は、赤ちゃんの月齢に応じた観光地選びについてです。
今回の旅行では、赤ちゃんはまだ生後3カ月だったので、そこまで動きたがっていませんでした。
一方動き回りたい生後6~7カ月以降の場合、今回のプランでは退屈してしまう可能性が高いです。
個人差はありますが、1日1時間程度自由遊びしないと、元気が有り余っている赤ちゃんもいます。
(うちの子はまさに、日中は終始動き回っております)
今後は、5歳娘ちゃん中心の旅行でも、赤ちゃんが遊べる機会も用意が必要、と思いました。
ベビー用品が買える場所を予めリサーチしておく
もう一つは、ベビー用品を買える場所を予めリサーチしておくことです。
今回の滞在先は神戸三宮エリアだったことに加えて、2日目からレンタカーを借りる予定でした。
そのため、ベビー用品を買える場所を特に調べておくことはしませんでした。
(まあ、大丈夫だろう、と高をくくってました)
一方、蓋を開けてみると、ベビー用品を買うために若干苦労するシーンがありました。
(1日目夜に哺乳瓶用洗剤を探しに行った時と、5日目に新しい哺乳瓶を探しに行った時です)
今回は幸いどちらも30分~1時間以内にお店を見つけることができ、事なきを得ました。
一方エリアによっては、買うために車で1時間では済まない、なんてこともあり得るはずです。
今後は忘れ物がないようにすることに加えて、予め買える場所を把握しておくようにします。
まとめ
以上が長期関西旅行の感想です。
いかがだったでしょうか
感想を踏まえて、今回の長期関西旅行をまとめます。
皆さまの長期旅行の際にも参考にしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
我が家が関西旅行で実際に訪れた場所が気になる方は、こちら(リンク貼る)もご確認ください!
コメント