育休期間を振り返り、できなかったことをまとめました
初めまして。あるいは、お久しぶりです。
私は育休コンサルタントの、東 京(あずま けい)です。
私たち家族は、下の子が産まれるタイミングで夫婦そろって長めの育休を取りました。
そして赤ちゃん育児がある程度落ち着いたタイミングで、様々なことに挑戦しました。
例えば、赤ちゃん連れの旅行(6か所)や、ライフプランニング、断捨離などです。
そんな私たち家族が育休を振り返って、
育休期間にやろうと思っていたが、できなかったことをまとめました。
また、育休期間の振り返りは、他にも次の記事があります。
- 育休前にやっておいて良かったこと(リンク貼る)
- 9カ月の育休で、やって良かったこと
これから育休を取る方、あるいは絶賛育休中の方、本記事と合わせて参考にしてください♪
育休は、今までやりたかったけどできなかったことを実行できる、とてもチャンスな期間です。
そんなチャンスをしっかりと活用するためには、戦略的が必要です。
そんな戦略的に育休を取る方法= ”戦略的育休の取り方” を順次ブログにアップしていきます。
ご興味がある方は、是非フォローしてください♪
育休中は、”〆切へのコミット”と”いつか役に立つこと”は、やりにくい
結論を申し上げます!
育休中にやろうと思ってできなかったことを振り返ると、次の3つが挙げられます。
- フリーランスとして働くこと
- 仕事のための勉強
- ピアノ
その理由を順に解説していきます。
フリーランスとして働くこと
できなかったことの一つ目は、フリーランスとして働くこと、ができませんでした。
その理由は、納期へのコミットメントを発揮することが難しいと判断したから、です。
育休開始前の作戦は、次のようなものでした。
育休は、時間がある → 今までやろうと思ってやっていなかったことに着手したい。
→ それなら、フリーランスとして働くことに挑戦してみよう!
→ 折角なら英語でフリーランスとして働けば、語学力も磨けて一石二鳥!
こんなことを考え、実際にUpworkという英語版のフリーランス案件が集まっているプラットフォームにアカウント作成したり、ドルの送受金をできるようにpaypalやPayoneerに登録したり、しておりました。
ところが、いざ育休を開始してみると、フリーランスとして働くことは困難だと分かりました。
なぜなら、育休中に期限内にタスクを完遂することはあまり現実的ではない、と感じたからです。
Upwork等の英語圏のプラットフォームに限らず、フリーランスの仕事は原則納期があります。
世のフリーランスは、この納期を守るために、様々な努力をされています。
こうした努力の賜物として、信頼というアドバンテージを手に入れられます。
一方私は、フリーランス未経験、信頼というアドバンテージは当然ありません。
そのため、そもそも案件をゲットするところから、ある程度の難易度が予想されます。
そしていざ受注し、依頼主の要望に沿って仕事を進めるとしても、ここでも障壁が出てきます。
それは、新米フリーランスだからこそ、初歩的なことも抜け漏れがある可能性が高いこと、です。
これにより、本来は事前に確認しておけばスムーズに進められる内容でも、初歩的な抜け漏れのせいで余計に時間がかかってしまうこともあると考えました。
そんな私が、育休の本分である赤ちゃん育児と、フリーランスとして請け負った仕事を両立して、無事納期までに完遂できるか、というと、、、
ちょっと難しそうですよね。
ましてや今回チャレンジしようとしていた英語での仕事は、さらに難易度が高く感じました。
その結果、育休中のフリーランスチャレンジは、断念せざるを得ませんでした。
仕事のための勉強
できなかったことの二つ目は、仕事のための勉強です。
その理由は、他に優先すべきことがある中、闇雲なインプットは非効率だと判断したから、です。
育休に入る前は、育休中に色々とインプットしておけば、復帰後いい感じに社会復帰できる!
と思っていました。
一方いざ育休が始まると、フリーランス業と同様に、この企みを断念せざるを得ませんでした。
仕事のための勉強ができなかった理由は、主に次の二つです。
- 他に優先してインプットすべきことが出てきたから
- そもそもプロジェクト制という性質上、インプットする内容を絞りにくかったから
私たちの育休では、普段働きながらでは様々な難しいことにチャレンジしました。
そのチャレンジのためには、当然、新たにインプットするべき事柄もありました。
例えばハワイ旅行計画時には、観光地や注意点、簡単な英会話のインプットが必要でした。
また保険の見直しを行った際には、保険とは何か、私たちにはどんな保険がベストなのか、といったことをリサーチする必要がありました。
赤ちゃん育児を2人でやっているとはいえ、1日の自由時間は2~3時間です。
その自由時間は、上記の他のやりたいことの準備や検討に使ってしまい、もはや緊急度の低いインプットは後回しになる、といった状態でした。
こうして、仕事のための勉強ができなかった一つ目の理由である、”他に優先してインプットすべきことが出てきたから”という状態になっていきました。
また、そんな中でも何か絞ってインプットをしよう、と考えた時期がありました。
しかしそれも、結果的には実現することはありませんでした。
その理由が仕事のための勉強ができなかった二つ目の理由である、”そもそもプロジェクト制という性質上、インプットする内容を絞りにくかったから” ということです。
コンサルタントという仕事は、基本的にはプロジェクト制で動きます。
プロジェクト制とは、あるプロジェクト(=始まりと終わりが明確になっている仕事の塊)に対して、必要な人をあてがって遂行していく、働き方です。
要するに、プロジェクトがあれば動くし、なければ動かない、という働き方です。
通常コンサルタントは、プロジェクトへのアサインにより担当となる役割が決まり、それに基づいて不足している内容のインプットを行います。
そうすることで、その道のプロであるクライアントと議論できるようになります。
一方今回の育休に入るに際して、次のプロジェクトが決まっているわけではありませんでした。
(それもそのはず。9か月後に戻ってくる予定の人を前もってアサインすることは稀なためです)
そのため、次のインプットすべき内容が不明瞭な状態で、育休を開始した、ということです。
これはつまり、必要なインプット内容が無限にあることを意味しています。
そんな状態で、ただでさえ時間にゆとりがない中、当たるか分からないことに対するインプットに注力することは困難でした。
正確な表現をすると、「育休中に活かせるか分からないインプットするより、育休が終わる直前(復帰直前)にやればよい!(というか、今からインプットするには無理がある)」と判断しました。
以上のことから、育休中の仕事のための勉強は、できませんでした。
ピアノ
できなかったことの三つめは、ピアノです。
その理由は、そこまで特にやりたいと思っていなかった(と後から気付いた)から、です。
このピアノ(練習)は、他の2つよりも浅はかな理由で「やってみようかな」と考えていました。
(浅はかな理由・・・ピアノが弾けたら、人生楽しそう!と思ったから)
一方、浅はかな理由だったこともあり、優先順位がだだ下がりしてしまいました。
その結果、特に育休中にピアノを弾けるようになることもなく、むしろその間めきめきとピアノが弾けるようになっていった娘に、「パパ、これ弾ける~?」と言われてしまう始末、、、
育休中にピアノはできませんでしたね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、次のようになります。
仕事をしている時だと、「育休を取ったら時間がたくさんあるはず!」と思うと思います。
(私もそうでした)
でも実際はそんなことはないです。
育休中は結構忙しいです(詳細はこちら)。
そのため、ゆるく「やろうかな」と思っているくらいでは、実行に移せません。
これだけできなかったことがあった我が家ですが、やると決めたことはしっかりやりました。
例えば、以下のことを育休中にやりました。
これらも、ただ闇雲に実行していったわけではありません。
しっかりとやることを取捨選択した上で、計画を立てて、実行していきました。
こういったやりたいこと上手いこと計画して実行する育休を、戦略的育休、と言います。
このブログでは、この戦略的育休を取るためのノウハウを随時公開していきます。
これから育休を取る方は、是非参考にして下さい。
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