育休前にやっておいて良かったこと5選

育休期間を振り返り、育休前にやっておいて良かったことをまとめました

初めまして。あるいは、お久しぶりです。
私は育休コンサルタントの、東 京(あずま けい)です。

私たち家族は、下の子が産まれるタイミングで夫婦そろって長めの育休を取りました
そして赤ちゃん育児がある程度落ち着いたタイミングで、様々なことに挑戦しました。
例えば、赤ちゃん連れの旅行(6か所)や、ライフプランニング、断捨離などです。

そんな私たち家族が育休を振り返って、
育休期間にやろうと思っていたが、できなかったことをまとめました

また、育休期間の振り返りは、他にも次の記事があります。

これから育休を取る方、あるいは絶賛育休中の方、本記事と合わせて参考にしてください♪

この記事を読むと分かること
  • 育休前にやっておいた方が良いこと と その理由
  • 育休中に”やりにくいこと” や ”陥りがちな状態”

育休は、今までやりたかったけどできなかったことを実行できる、とてもチャンスな期間です
そんなチャンスをしっかりと活用するためには、戦略的が必要です。
そんな戦略的に育休を取る方法= ”戦略的育休の取り方” を順次ブログにアップしていきます。

ご興味がある方は、是非フォローしてください♪

育休前に、育休中の物・食・金の準備とデート、そして体力増強をすべし

結論を申し上げます!
育休前にやっておいて良かったことは、次の5つが挙げられます。

  1. 育休の準備
  2. 冷凍食品ストックの拡充
  3. お金の計画
  4. 赤ちゃんがいると行きづらいところに行く
  5. 筋トレやランニング

それぞれ解説していきます。

育休の準備

一つ目は、育休の準備です。
具体的には、育休初期に使う予定の赤ちゃん育児グッズの調達です。

当たり前ですが、育休は出産直後に始まります。
つまり、出産後で思うように動けないママのサポートをしつつ、赤ちゃんのお世話が必要です。

産まれて直後数日は母子ともに病院で過ごすことが多いです。
しかし、出産後でボロボロのママのサポートやら役所への手続きやら、出産直後は超忙しいです。
(詳しくはこちら)

そのため、育休が始まってから慌ててベビーベッドや沐浴セットを用意する、というのは、あまり現実的ではありません

あまりに早すぎる必要はありませんが、予定日より早く生まれるリスクも加味しておきましょう。
具体的には、予定日3か月前には目星をつけておき、予定日の1か月前までにはある程度調達を完了できていると良いでしょう

あずま
あずま

なお、我が家ではこの調達は妻に基本担当してもらいました。

妻よ、ありがとう!

ちなみに、このベビーグッズ調達ですが、全て買うことはオススメしません。
(もちろん、絶対購入して調達した方が良い物もありますが)

買う以外でベビーグッズの調達方法は、こちらを参照してください。

冷凍食品のストック拡充

二つ目は、冷凍食品のストック拡充です。
ほぼ全家庭の出産直後の食卓を支えるのは冷凍食品です。
忘れずにストックしておきましょう。

出産後2カ月は、床上げという、ママが極力動いてはいけない時期になります。
最初の1週間は病院で過ごすママがほとんどですが、退院以降はパパの出番です。
この時期は、赤ちゃんのお世話はもちろん、料理を含めた家事の全般が、パパの仕事になります

しかし、これが結構大変です。
慣れない赤ちゃん育児がスタートすることに加えて、家事の全部を担う必要があるためです。

その結果、育休開始直後はとにかく忙しくなります
夜泣きの対応も頑張りどころなので、最初の1か月はかなり負担が大きくなるでしょう。
(これはもう楽しみながら耐えるしかないので、頑張って下さい)

こうしてギリギリの状態で育児&家事を回していると、徐々にご飯がおろそかになります。
しかし、授乳しているママのおっぱいのためにも、早め回復を促すためにも、ご飯は侮れません。
パパはさておき(頑張っているが)、少なくともママは栄養価の高い食事をするべきです

そこで活躍するのが、冷凍食品です。

赤ちゃんを育てながら(抱っこしながら)の料理をするのはかなり骨が折れます。
一方冷凍食品なら、レンジに入れておけばあっという間に食べれるものが出来上がります。
楽をするためではなく、赤ちゃんのために冷食を最大限利用しましょう

またこういった時短を想定した冷食なので、チョイスも気を付けて下さい。
なるべくジャンキーなものではなく、簡単に栄養が取れるものを準備すると良いでしょう。

とはいえ市販の冷食ですぐに食べられるものは、ジャンキーなものが多いのも事実。
また、冷食ベースで2~3色を考えると、メニューのバリエーションにも限界があります。

ならばひと手間加えようと企んだ、普段料理をママ(妻)に任せていた男性諸君。
いくら仕事がバリバリできても、普段やらない料理では、そのひと手間が簡単ではないでしょう。

そんな新米パパにオススメなのは、「ママの休食」と「ナッシュ」です

どちらも健康を意識しつつ、レンチンですぐに食べられるワンプレートになります。
我が家でも大変お世話になりました。

便利な分、少し割高に感じる方もいるかもしれませんが、個人的には大満足でした。
何より、冷凍食品にしては味が美味しくてびっくりしました。

冷凍食品をストック拡充する際の参考にしてください。

あずま
あずま

蛇足ですが、「ママの休食」のコンセプトがとても素敵なんですよ。

よかったらそこだけでも覗いてみてください。

(ママの栄養に対する意識が変わると思います)

お金の計画

三つ目はお金の計画です。
育休はまず先にお金が出ていくので、育休破産しないようにするためにも、必須です

ご存じの通り、育休中は会社からの給料は出ません。
その代わりに育児休業給付金(育休給付)がハローワークから支給されます。

しかしこの育休給付は、ちょっと厄介なことがあります。
それは、次の2点で厄介なんです。

  • 給付が毎月ではなく、2か月に1回である点
  • 直前までもらっていた給料より安くなることがある点

実際に我が家の例でご説明します。
我が家の赤ちゃんは3月の中旬に生まれ、僕はその翌日の午後から育休を開始しました。

時系列的には、先に給料が会社から振り込まれました。
育休分は差し引かれたので、1か月の約半分の給料が、3月末に支給されました。

その後すぐに育休給付がゲットできると思いきや、、、
無事育児給付が振り込まれたのは、なんと5月末(=出産の2か月半後)でした

計算ロジックとしては、こうです。

  • 育児給付は、2か月(60日)分をまとめて支払いになる
  • 育休を開始した3月中旬から2か月(60日)後の5月中旬に、初めて育児給付の1回分のカウントになる
  • その分が、2週間後の5月末に振り込まれる

こういうわけです。

その結果、実際に出産日から考えると、2カ月半後に最初の給付が支払われた、ということです。
もうちょっと早くしてほしいですよね。

また、額面で60万円、手取りで46万円以上の給料がある人は、要注意です。
その理由は、育休給付の上限により、給料よりも安い手取りになってしまうからです
(この育休の上限は2025年度から撤廃されるそうです。詳細は別途解説します)

まとめると、入金が遅くなる上に、その額も少なくなるという、ダブルパンチになります

育休を開始すると、いくらの入金がいつ頃入ってくるか。
この点をしっかり計画しておきましょう。

あずま
あずま

ここからは、我が家でやりそびれて危なかったのですが、
皆さまには忘れずにやっておいて欲しいことです!

とはいえ育休中は行動が制限されるため、出費も減るから大丈夫、という方。
ちょっと待ってください。ここにとんでもない落とし穴があります。

注意しないといけないもの、それは、クレジットカード(クレカ)の引き落としです

クレカは後払いなので、出産直前に使ったクレカの支払いが育休開始直後にきます。
この分を勘定に入れ忘れていると、短期的にも長期的にも痛い思いをします。

短期的には、育児で忙しい中、クレカの支払い対応に追われてしまうこと。
長期的には、クレカの引き落としが支払えなかったことで、信用情報に焦げが付いてしまうこと。
(特に後者は、これによって、他のクレカ作成時やローン審査にもマイナスになります)

他にも育休中に旅行に行く計画を立てたりする際にも、お金の計画は重要です。
折角の旅行のチャンスに、お金がなくて行けない、なんてことは避けたいですよね。

我が家では幸い貯金が底を尽きることはありませんでしたが、だいぶ冷や汗ものでした。
皆さまは是非、お気を付けください。

あずま
あずま

まとめますと、理想はこうです。

育休中に使える貯金額と月間生活費を把握した上で、予算組みができている
具体的な方法はこちらの記事(リンク貼る)で紹介しているので、参考にしてみてください。

赤ちゃんがいると行きづらいところに行く

四つ目は赤ちゃんがいると行きづらいところに行く、です。

赤ちゃんってかわいいんですよね。
特に自分の赤ちゃんだと、より一層かわいく見えてしまいます。
(うちの妻も、まさに我が子の虜になってしまいました)

その結果、ほとんどの行動の中心が、赤ちゃんになります。

そしてこの赤ちゃんは、とても自由です。
泣きたい時に大声で泣き、動きたい時に好きなように動き回ります。
ある程度大きくなると、手の届くすべてのものを触ろうとします。
(そして口に入れようとします。本当に何でも口に入れちゃいます)

そんな “赤ちゃんの安全” と “若干の周りへの配慮” を考えると、自然と行動が制限されます

具体的には、例えばレストランでの食事。
赤ちゃんがいるとゆっくり食事をとることが事実上無理になります
(お店によっては、ベビーカー入店NGだったり、未就学児の入店NGだったりします)

他にも、旅行の際にも注意が必要です。

まず旅行の前提となる、移動。
本当によく眠る赤ちゃんを覗き、ほとんどの赤ちゃんはじっとしていることが苦手です
そのため、旅行の移動で、長時間動けなくなることは、赤ちゃんにとってストレスになります。
(もしくはその赤ちゃんをあやしていると、今度は親がめっちゃ疲れます)

また、マリンアクティビティに参加するための炎天下での移動や待機も、赤ちゃんには毒です。
赤ちゃん連れのマリンアクティビティは、ほぼ不可能と考えた方が良いでしょう

このように、赤ちゃんがいると、今までは苦ではなかったことが途端に難しくなります。
育休(出産)前には、是非赤ちゃんがいると難しいことをやりきっておきましょう。

とはいえ、長距離移動や激しい運動(アクティビティ)は、出産直前ママにも高リスクです
もし出産直前から赤ちゃんがいると難しいことにトライするなら、旅行よりもご飯がよいです。
映画や舞台の鑑賞など、座って見れるものもオススメです。

ママの体を第一に、悔いのない出産前生活を送って下さい。

あずま
あずま

ママ(妻)の体調次第ですが、一緒にお散歩しながら、

もうすぐ産まれてくる我が子への思いをはせる、なんてのも良いです。

後わずかな2人きりのデート、今のうちに行っておきましょう。

筋トレやランニング

最後は、筋トレやランニングなどの、体作り(体力づくり)です。
これは夫婦でやるというより、パパがやっておくべきことですが、個人的には最重要項目です

結局、育児は体力/気力の勝負です
多少疲れていても、体力や気力があれば、何とか乗り越えられます。

一方、出産直後のママは、体力も気力も万全ではありません。
出産というものは、交通事故にあうようなものだと言っている専門家もいるそうです。

そのため、この体力&気力の勝負に、ママはスタート時点でハンディキャップがある状態です。
そんな時は、パパの出番です。

ママ(妻)にとって、パパ(夫)が体力&気力に余裕がある=肉体的にも精神的にも頼れる存在でいられることのメリットは、本当に絶大(らしい)です
この妊娠初期にどれくらい頼りになるかで、今後の夫婦関係にも大きな影響があるそうです。
(実体験あり。詳しくはこちらの記事で)

また、育休はほとんどの夫婦にとって、生涯で一番一緒にいる時間と密度が濃くなります。
そうすると、いつもは気にならなかったことが気になったり、言わなくてもいいことを強く言ってしまったりしがちです。
(これも実体験ありです)

しかしこれも、つまるところ肉体的or精神的な疲れから来ることがほとんどです。
大抵のことは、体と心が元気であれば、イライラせずに許せるようにプログラムされています。
そのため、体力&精神力を鍛えておくことで、育休中の衝突も緩和してくれる、ということです

要するに体力作りは、育休~その後の夫婦関係までに影響する超重要な準備、ということです

ぜひ、取り組んでみてください。

あずま
あずま

ちなみに、筋トレで鍛える部位は、何でも良いです。
何も思いつかない方は、とりあえずスクワットをやっておきましょう

(寝かしつけで大活躍します)


また、腕力に自信がない人は、抱っこを想定した
ダンベルトレーニングもやっておくと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
意外なものがあったら、できるだけ早めに着手できるとよいです。

特に筋トレやランニングなどの体力増強は1回では完結しません。
できれば出産予定日の3か月前くらいからやっておけると、なお効果的です。

それでは本記事のまとめです。

まとめ
  1. 育休の準備
    →いざ産まれてからバタバタしないように、余裕をもって調達を進めるべし
  2. 冷凍食品ストックの拡充
    →母乳をあげるママのためにも、栄養を効率的に吸収できるような冷凍食品を確保すべし
  3. お金の計画
    →育休を楽しむためにも、お金をしっかり確保すべし。クレジットカードの支払いに注意
  4. 赤ちゃんがいると行きづらいところに行く
    →特にフルコースやアフタヌーンティー等、ゆっくりご飯を楽しむ系は、赤ちゃんがいるとほぼ無理。お好きな方は出産前に絶対に行っておくべし
  5. 筋トレやランニング
    →パパ限定。頼れるパパになりたければ、体力と気力を強化して育休に臨むべし

育休前は仕事をしていることがほとんどなので、忙しいと思います。
一方育休に入ると、それはそれで忙しくなります

なぜなら、赤ちゃんは、こちらの都合をお構いなしに泣いてパパママを呼ぶからです。
そのため、育休に入る前にできることは、ひとつ残らずやって置けると良いでしょう。

また、赤ちゃんがいるとできないことは、数年越しにしかできない、なんてこともざらにあります
充実した育休生活を送るために、抜け漏れのない育休前生活をしていきましょう。

そして充実した育休生活を送るためにどうすればいいか分からない、という方へ朗報です。
是非このブログを参考にして、よい戦略的育休を取って下さい!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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