育休前や育休中の支出を抑えるためには、ベビーグッズ調達が鍵
初めまして。あるいは、お久しぶりです。
私は育休コンサルタントの、東 京(あずま けい)です。
私たち家族は、下の子が産まれるタイミングで夫婦そろって長めの育休を取りました。
そして赤ちゃん育児がある程度落ち着いたタイミングで、複数の旅行を計画していました。
(この育休期間に育児以外のことをするために計画することを、戦略的育休と呼んでいます)
入念な計画の結果、私たち家族は、育休期間中に計6か所の旅行や断捨離、ライフプランニング等、様々なことに着手することができました。
そんな私たちの経験から、効果的かつ経済的なベビーグッズの調達方法を解説します。
育休は、今までやりたかったけどできなかったことを実行できる、とてもチャンスな期間です。
そんなチャンスをしっかりと活用するためには、戦略的が必要です。
そんな戦略的に育休を取る方法= ”戦略的育休の取り方” を順次ブログにアップしていきます。
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ベビーグッズを安く用意するとなぜ良いのか
赤ちゃんが生まれる前には、様々なものを揃える必要があります。
お洋服はもちろん、寝るところ、お風呂セット、おもちゃ等、必需品からかわいいものまで。
本当にたくさんあるので、それらを揃えるだけでも楽しいですよね。
しかし、これらをすべて購入しようとすると、当然出費がかさみます。
育休中に追加が必要な場合、ただでさえ給料がなくて金回りが良くないのに、益々お金がなくなってしまいます。
しかも悲しいことに、例えば赤ちゃんのお洋服は、あっという間に着れなくなってしまいます。
その理由は、赤ちゃんは産まれてすぐ、どんどん大きくなるからです。
その結果、折角買ったものを、短期間のうちに使わなくなったからと、タンスの奥底に眠らせる羽目になったり、捨てる羽目になったりということが発生します。
出産=ベビーグッズを大量購入&廃棄なんて、このご時世に(もお財布的にも)よくないですよね。
何とかしたいものです。
実はこのすぐに使えなくなってしまう話、お洋服に限ったことではありません。
例えば赤ちゃんのお風呂=沐浴に使うベビーバスは、最短で1か月で卒業になります。
このように、ベビーグッズによっては、使用期間がとても短いものがあります。
もちろん、2人目以降を考えているのであれば、1人目であれこれ買うのは、得策かもしれません。
しかし1人しか生まない予定、または2人以上でも性別が違うと着れなくなる可能性を考えると、お洋服の調達は工夫できると良いです。
お洋服の他にも、ベビーグッズにはどちらかというと買わない方が良いものが多数あります。
ということで、今回は買わなくて良いベビーグッズとその調達方法の例をご紹介します。
ベビーグッズをなるべく安く用意する方法とは
赤ちゃんグッズの ”買う” 以外の選択肢から考える
買わない方が良いベビーグッズ紹介の前に、そもそも ”買う” 以外の選択肢を整理しましょう。
とっても簡単です。
”借りる” や ”譲ってもらう” という方法で手に入れれば良いのです。
もちろん、全ての赤ちゃんグッズを借りたり譲ってもらったりすればよい、とは言いません。
究極、買う買わないは趣味の世界なので、「全て買いたい」という方は、買ったらよいです。
(ものによっては ”買う” 一択なものもあると思います。これは家庭ごとで決めるべきです)
あくまで、借りる/譲ってもらう で手に入れても問題ない赤ちゃんグッズがある、ということです。
いずれにせよ、ベビー用品の調達=買う ではないことを念頭に置いて調達を進めて下さい。
特に赤ちゃんグッズのレンタルサービスは、日進月歩、常にアップデートされています。
実際に我が家でも、上の子の際にはレンタルできなかったものが、下の子の際にはレンタルできるようになっていた、なんてこともありました。
赤ちゃんグッズに限らず、まずは「〇〇(グッズ名) レンタル」と調べてみるのをオススメします。
必要な赤ちゃんグッズは、育児書を参考にリストアップする
話を戻して、揃えるべき赤ちゃんグッズには何があるのか、という話に移ります。
赤ちゃんに必要なものは、赤ちゃんの一日から、考えてみます。
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<表にしたい>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
→朝起きる・・・(ベビー)ベッドor布団、パジャマ、スリーパ―、おくるみ。人によっては、暗幕や遮光カーテン等の部屋を暗くするためのものがある家庭もある
→オムツを変える・・・オムツ、おしりふき。オムツ専用ゴミ箱がある家庭もあるだろう。オムツから漏れたり、おむつ替えの時におしっこやウンチをかけられることもあるので、それらの被害をおさえるためのおむつ替えシートを用意しておくケースもある
→おっぱいを飲む・・・授乳クッションがあると良い。厳密にはベビー用品に入れるか迷うが、授乳用のブラジャーやウェアを揃えておくとさっと上げやすい。赤ちゃんはミルクを飲みながらむせたり、口からたらりしたりする。その際はガーゼがあると便利。夏ならお母さんも汗をかくので、授乳前に清浄面で乳首を拭くのもよい
→ミルクを飲む・・・哺乳瓶やミルク、お湯を沸かすもの(ディファールかウォーターサーバー)、毎回お湯を沸かすのは憚れるという人には、保温性の高い水筒があっても良いかもしれない。
→お出かけをする・・・生後1か月を過ぎれば、お出かけに行く機会も増えてくると思う。すると、ベビーカー(A型)や抱っこ紐が必要だろう。夏なら日を遮るための帽子や涼しくするための保冷剤が必要になる。逆に冬で寒いのであれば、防寒着やひざ掛けが必需品になる。外で遊ぶ用のおもちゃもあったらよい
→外でオムツを変える・・・家でオムツを変える際の一式に加えて、使用済みのオムツを入れるオムツ袋(ゴミ袋)を持った方が良い。
→外でおっぱい/ミルクをする・・・外で授乳する際、基本的には授乳室を借りると良い。一方授乳室がないところでおっぱいを上げる必要があることも想定して、授乳ケープで
隠せるようにしておくと良い。外でミルクをあげる際には、固形ミルクや液体ミルクがオススメ。液体ミルクなら、哺乳瓶乳首とのアタッチメントもあると心強い。
→お風呂に入る・・・いわゆる沐浴のために、沐浴用の浴槽、ベビー用せっけん、ガーゼが必要。出てきたらすぐにふけるように、バスタオルやバスマットがあっても良い。保湿クリームも忘れずに。
→寝る・・・万が一のために、ベビーカメラを置いておく手もある
その他、大きくなればバウンサーバンボに乗せることもあるだろうし、ハイハイしだしたらベビーガードやベビーゲートで危ないものに近づかないような工夫も必要。つかまり立ちする頃には転んで頭を打たないように、頭を守るための保護具も検討しても良い。腰が据わるようになれば、ベビーカーA型からB型に変える家庭もあるだろう。そして離乳食が始まれば、お皿とスプーン、エプロン、手作りして冷凍保存するならそのための容器や専用の調理器具を用意している家庭もある。椅子の用意も必要。また風邪を引いて鼻をかめない赤ちゃんのために、鼻吸いを持っておくとかなり便利だ。
<<<<<<<<<<<<<<<<<ここまで>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
ざっとこんなもんです。
と育休を経験した今ならこんな風に書き出すことができますが、経験するまでは無理でしょう。
少なくとも私は、書き出せる自信は全くないです。
なので、1人目の出産前には、育児書を参考にリストアップしてみてください。
(他にも、赤ちゃんが生まれる前の必読書を厳選したので、合わせてご覧ください)
調達方法を考える前に、絶対に買うべき/買いたいものを考える
必要な物のリストが出来上がったら、次はそれぞれの調達方法の検討です。
まずは、商品ごとで何の調達方法を検討するか、を精査します。
オススメは、絶対に買うべき(買いたい)ものから考えることです。
絶対に買うべきものの代表例は、消耗品です。
当たり前ですが、1回使いっきりのものを借りたり譲ってもらったりすることはできないからです。
もちろん、実際は消耗品だが譲ってもらえた、というケースはあります。
例えば我が家でも、妻のお姉さん(私の義姉)家族から、オムツを譲って貰ったことがあります。
しかし、これは例外ケース。基本的には消耗品は買う、という考えでいた方が良いです。
(理由:消耗品は必要な時に(足り)ないと、困ってしまうからです)
他に、赤ちゃんの食べ物/飲み物関連のものは、衛生面を考えて新品の方が安全です。
そのため、哺乳瓶や乳首、離乳食を食べる用の食器は買っておいた方が無難です。
より細心の注意を払うのであれば、おもちゃも全て新品が良いかもしれません。
気にされるご家族は、おもちゃを全て購入することができないか、検討してみてください。
ちなみに我が家の場合、おもちゃをすべて自前でそろえることは、早々にあきらめました。
理由は、遊ばせたいすべてのおもちゃを新品で揃えることが難しかったからです。
また、長期で使う見込みのあるお洋服以外のものは、購入をベースで検討しましょう。
レンタル品は長期で使うと割高になってしまう可能性が高いからです。
(ほとんどのレンタル品は、レンタル期間×単価で総費用が決まります)
長期で使うものの具体例は、以下です。
最後に忘れてはいけない買うべきものは、お気に入りのお洋服です。
例えば、「親子や兄弟でペアルックをしたい」という想いがあった場合、もちろん借りれるものもあると思いますが、買う方がバラエティも豊富なため、オススメです。
こういったものは購入に至る前から楽しいものなので、思いっきり悩んで買ってください。
購入必須品以外の調達は、”身近な人に譲ってもらう” から考える
買いたい/買うべきものを見極めたら、それ以外の物の調達方法を検討します。
ここでポイントは、検討する順番です。
絶対買うもの以外の選択肢については、譲ってもらう→借りる→買う、の順で検討しましょう。
上記の理由はとてもシンプルです。
譲ってもらうなら、基本的にはタダor格安=もっとも安いからです。
今回の目的は赤ちゃんグッズをなるべくお金をかけずにそろえることです。
そのため、まずはお金のかからない ”譲ってもらう” からアンテナを張りましょう。
ここで、肝心の譲ってもらう相手ですが、まずは知り合いから探っていきましょう。
ポイントは、「譲ってくれない?」と声をかけるのではなく、「どの商品が良かったか」「買っておいた方が良かったものは何か」といった育児関連の話題で探りを入れることです。
もちろん「〇〇を譲って」と言える仲(兄弟や姉妹等)ならストレートに伝えても良いです。
一方、あなたの家庭でも計画があるように、その方の家庭でも家族計画があるはずです。
実は2人目以降を考えており、まだ持っておきたい、といったものもあると思います。
あくまで、話題にしていたら「そういえば、もううちでは使わないから、いる?」と言ってもらえるのを待ちましょう。
そうすることで、お互い気持ちよく譲ってもらえるはずです。
”譲ってもらう”の次は、レンタルや譲り合いサービスを調べる
譲ってもらうことで調達することが難しそうなら、次はレンタルサービスを検討しましょう。
レンタルサービスで特にリサーチすべきなのは、使用期間が限られている以下のような大物です。
こういったものは、大物がゆえ、買おうと思うとそれなりのお値段にります。
一方で、実は大して使える期間が長くないため、結果的に割高になりやすい赤ちゃんグッズです。
レンタルサービスを調べてみると、種類も豊富なので、使う時だけ借りてしまうのがオススメです。
ちなみに我が家ではナイスベビーというサイトからレンタルしておりました。
商品も目立った傷や汚れはなく、レンタルして正解でした。
またレンタルサービスを探すと同時に、譲り合いのプラットフォームも探してみましょう。
有名なのは、ジモティやピアッザです。
近所で無料または格安で譲ってもらえるものを探せるので、有効です。
我が家では譲り合いプラットフォームは活用できませんでしたが、
もし欲しいものと受取手段(車があったらベター)があるのであれば、使ってみる手もありです。
購入を考える際、特にお洋服はフリマアプリを重宝する
最後に買うことを検討するパートです。
ここでの先ほどの必要な物のリストに立ち返ってみましょう。
実はほとんどのものを調達し終えていることがわかると思います。
そうなると、買うものとして残っているのは、お洋服です。
お気に入りのお洋服は良いとして、普段着はどこで買うことを想定すればよいでしょうか。
ここでのポイントは、まずはフリマアプリから探すことです。
おさらいですが、赤ちゃんの成長は早いので、お洋服はあっという間に着れなくなってしまいます。
ということは裏を返せば、まだそんなに着られていないが、世の中には大量にある、ということ。
世の先輩ママたちが泣く泣く手放している服は、実はフリマアプリで大量に販売されています。
それがねらい目です。
お洋服のためにも、お財布のためにも、フリマアプリを是非有効活用しましょう。
(我が家でも大活躍でした)
その後最後に、赤ちゃん本舗や西松屋といった新品のベビー服が売っているところに向かいます。
ここまでくれば、新品(定価)で買う必要があるものは、かなり絞れているはずです。
(といっても、まだまだ大量に買わなければならないと思いますが)
なお上記お店では、市区町村から配布される出産祝いクーポンが使えることがあります。
これにより、新品を買う際にも自腹を切らずに済むこともあるので、要チェックです。
まとめ
調達方法の検討は以上です。
ここまで調べてなかったら、そのグッズは買った方が良いです。
これで心置きなく買えますね。
ベビーグッズを安くそろえる方法をまとめると、以下の手順になります。
- 衛生面に気を使いたいものや長期で使う物は、購入ベースで検討する
- 上記以外については、まずは譲ってもらえないか、アンテナを張ってみる
- 譲ってもらう当てがなさそうであれば、借りる手段を検討する
- 譲って貰ったり借りたりすることが難しければ、フリマアプリから再度購入で検討する
繰り返しになりますが、ベビーグッズは探しているだけで楽しくなってしまいます。
そのため、ついつい「あれもこれも・・・!」となってしまいがちです。
ということは、ベビーグッズはある意味沼です。
折角の大切なお金なので、体験にも使いたいですよね。
買うべきものにお金を使いつつも、譲ってもらう/借りるの活用をご検討下さい!
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